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December 05, 2005

ジャスト・ポップ・アップ

NHK総合で1988年から放送された音楽番組。
時は音楽業界が歌謡曲からバンドやロックアーチスト中心に変わる過渡期。
ベストテン番組には出演拒否するアーチストが増えてきた頃、BOφWYやバービーボーイズ、米米クラブやTMネットワーク、プリンセスプリンセスといったバンドが注目を集めていました。

シングルはもとよりアルバムを重視するロックアーチスト。そのアルバムの曲をぜひライブで聴いてみたい。
当然そう思う人は多く、しかしファンの中高生はライブに行くお金がない。
そんな中始まったこの番組。現在の「ポップ・ジャム」の原型ともいえるでしょう。

スタジオライブを基本とした構成で、司会というよりもラジオDJのような進行役に初代マツボウこと松岡英明、二代目に爆風スランプとアーチストを起用したのも斬新でした。(3代目は野沢直子と田中美奈子に路線変更)。

放送時間も土曜日の午後6時と部活上がりの中高生を狙い撃ち(2年目からは深夜に移動)。この番組はポップ・ジャムと違い、観客がいないスタジオライブ形式なので生の音がよく聞こえ、また世間的にはマイナーなバンドなんかも積極的に登場させていたのが特徴でした。

番組の合間にでてくるアニメーションのキャラクターはタモリ倶楽部の空耳アワーでお馴染みの安斎肇さんでした。番組のキャッチも出演アーチストが「ジャスポップアップ!」とやっていたりファンにはたまらなかったでしょう。

とにかく好きなバンドのライブ演奏を見ることができるこの番組はとても貴重でした。
テレビチューナーで必死にカセットテープ(AXIAのハイポジ)にエアチェックしていたのを思い出します。
エンディングテーマはPSY・S。懐かしいですね。
個人的にはマツボウが司会の頃が一番雰囲気が好きでしたが、爆風スランプになってからは海外音楽事情などのレポートなんかもはさみながら深夜に放送されていました。ユニコーンが出るたびに毎回しつこく「大迷惑」を歌っておりました。B’zの生声BAD COMMUNICATIONを初めて見たのもこの番組です。
とにかく当時中高生だった自分はこの番組を通して大江千里、永井まりこ、遊佐美森など様々なアーチスト知ったと思います。

88年というとフジテレビの深夜では田代まさしと工藤静香が司会の「サウンド・スコール」なんてのもやっていました。Buck−TickやYOUがボーカルのフェアチャイルド、いんぐりもんぐりなんかが出ていました。こちらは観客入りのライブ番組です。しかし司会はかたやキムタク夫人、かたや・・・・と見事に分かれたものです(笑)。

テレビ朝日では「HITS」という番組が日曜のお昼に放送されていました。こちらもロックアーチストを紹介する番組で、たまにスタジオライブなんかもやってました。泉谷しげるとYOUが司会というのもすばらしかったです。「日本一寿命の長い司会者泉しげ千代之介で〜す。」なんてやってたっけ。

NHKではクリスマスの時期にジャスト・ポップ・アップの豪華版を放送していました。88年のラストの出演者(米米クラブ、岡村靖幸、チェッカーズ、レッドウォリアーズ、TMネットワーク、聖飢魔II、プリンセスプリンセス、PSY・Sなど)みんながリレーパートで歌った「サンタが街にやってくる」、99年のユニコーンとJUN SKY WALKER(S)の合体企画で「雨上がりの夜空に」と「マイ・シャローナ」のカバーが印象に残っています。今もポップジャムのがやってますね。

今はアーチストのライブなどが結構テレビなどで見られます。
テレビではあまりやらないような曲をスタジオライブでやるというこの番組のスタイル、今やると実は新鮮なのではないかと思うのですがどうでしょう?

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