ウゴウゴ・ルーガ
バブリーな時代1992年に突如あらわれた子供番組らしくない子供番組。
タイトルは当時の「イケイケネーチャン(ボディコンでワンレングス、前髪おったててジュリアナ東京でパンツ見せながらお立ち台で踊る人達)」を「ゴーゴー・ガール」と訳し、それを逆にして「ウゴウゴ・ルーガ」。
登場するタレントは「ウゴウゴ」くんこと「たじまひでとう」君と「ルーガ」ちゃんこと「こいでゆか」ちゃん。その他の出演者はすべてCGです。
らくがき風のCGのアフレコはすべて番組スタッフだそうで、そのへんは子役の二人がリラックスして番組ができた理由なのかもしれません。
番組の構成は、
オープニング・・・「テレビくん(声はプロデューサー?)」が今日のお言葉を伝授。シメは「お気楽ごくらく!」
日替わりコーナー・・・日替わりのCGキャラクターとのかけあいコーナー。メインのコーナーで、トマトちゃんの恋愛相談、シュール君のきめてきめて、ロボット君のなぞなぞ、ぶたくんの不満コーナーなど。ほか殿様やダンスマン?などが登場。とても子供には理解できないようなことをわざと二人になげかけ、スタッフの内輪ネタなども頻繁に登場。
ミニコーナー・・・一瞬で終わる「おやじむし」、「ぷりぷり博士」、「がんばれ!まさお君」、「坂本さん」や、「教えて!えらいひと」や「はらぺこだいさく」、そして「みかん星人」など数々の伝説を生み出した。
あさのぶんがく・・・名作とよばれる文学のあらすじをシュールなCGにあわせて大坪千夏アナが紹介。
ノンタンといっしょ・・・昔から絵本でもおなじみのうさぎの「ノンタン」が主人公のアニメ。唯一子供向けらしいコーナー。ちなみにノンタンの声は千秋。
エンディング・・・テレビくんとバイバイ。
てな具合です。
ミニコーナーは全体的にとてもシュールで、頭で理解できるものとできないものとありました。
印象に残っているものでは「どなたですか?」。
トントン、どなたですか?につづく言葉が誰かを特定できるようなものもあり、
「どなたですか?」「濃い顔です。今日のJリーグは・・・(フェードアウト)」
これなんかは明らかに当時のニュースステーションの「いーんです!」の人ですよ。。。
「教えて!えらいひと」では子供向けに様々なことをその筋のプロが一週間かけて教えてくれます。が、観客のCGがガヤガヤ、やじなどを飛ばして真面目に聞いちゃいません。結構すごいひとが出てた覚えがありますが。
生放送ではもうくちゃくちゃ。失言もとびだしお叱りも受けた模様。
さて、話はつきませんが、印象としてはスタッフが大阪ノリで若々しい、全体的にはシュールでシニカルな構成であること。当時のチープなCG技術を逆に手書き感を出すことで独特な雰囲気を作り出していました。
音楽にもこだわり、テクノやモダンチョキチョキズ(あるいは二葉百合子などの演歌)などを採用。前述の「教えて!えらいひと」では「ダンスミュージックのえらいひと 小室哲哉せんせい」などは大爆笑。子ども相手にレイブについてまじめにロン毛で説明。
当所は早朝放送され、早起きの大人から話題になり、その後、社会現象にまでなってしまい、ゴールデンなどにも進出。しかし、番組のノリはやはり早朝のねむい時間に知る人ぞ知る、というところが合っていたのでしょう。
その後、元祖子供向け番組「ひらけ!ポンキッキ」も「ポンキッキーズ」と名前を変え、ウゴルーの精神はやんわりとそちらに受け継がれていきます。
ウゴウゴもルーガもあれから10年てことは・・・20歳すぎてんのね・・・。


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