前作の「ネクサス」のリアル路線から一転、べったべたのヒーローモノに変わった平成ウルトラマンシリーズ。
わかりやすい設定に昭和ウルトラシリーズの怪獣を次々と登場させ、若いお父さんのハートもゲット!
その分、大人のストーリーを求めるファンには物足りないかも・・・と思っていましたが・・・。
10/8放送の内容には久しぶりに感動しました。
登場する怪獣は「イフ」。はじめはただの白い物体として現われ、害はなかったが、念のため焼き払う。
ところがそれが炎を発する怪獣に変身。ミサイル攻撃をしかけると、今度はミサイルを怪獣が発射。
つまり、攻撃を加えるとその攻撃を吸収して自分のものにしてしまう、という怪獣だったのです。
ウルトラマンマックスが登場し、セブンのアイスラッガーみたいなカッター技をしかけると怪獣の体からナイフのようなものが現われ、光線技で破壊しても復活して、ついにはその光線技も身につけ、若干外観もマックス的な感じになっているじゃないですか。魔人ブウみたい。
しまいにゃマックスも逃げ出す始末。もう無敵です。だって攻撃と同じ分報復される訳ですから。
こりゃ最終回級の怪獣ですよ。
ところが、盲目の少女が怪獣の寝ている間にピッコロを吹きます。すると怪獣が楽器の姿に形を変え、女性の彫像までが表れておとなしくなりました。
どんな武器や、ウルトラマンですら倒せない怪獣を音楽(芸術・文化)が倒したという話。
そもそも何の害もない白い物体に攻撃を仕掛けるとそれに対して報復、さらにそれに報復・・・。
恐れがあるからと攻撃して防御するという最近のアメリカの政策の結果、テロリズムによる報復の連鎖が続いている現実を思いおこさずにはいられません。
外人の隊員が言った「いつかDASH(地球防衛軍)が解散する時がくればいい」というセリフも心に響きます。
すばらしい話じゃないですか!久々に感動。すてき。
ところで三池崇史監督って「殺し屋1」「着信アリ」とか「ゼブラーマン」の監督ですね。
幅がひろいなぁ(笑)
Recent Comments